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ブロウイング・ウィズ・ザ・ウィンド |
なかなかの音の塊が破裂的なはじまり方のパブロの大傑作。聞けば聴くほどその世界に入り込んでいってしまうというのが本当のところだ。様々な音の集大成的なダブの音を彼の楽器の音が引っ張っていく。エレクトリックとはかけ離れたピアニカの音がすべての空間の音の代弁としてすべてを語ってくれているような気分にさせてくれる、本当にダブの語り部としての彼の本当の位置を教えてくれるなんとも言えない迫力の大傑作作品だ。そう、本当にバンドが優れているというのも聞きごたえのある作品の完全なる支えとして生きているところがプロデューサーパブロの凄さでもあるのだろう。青い緑の中を歩いていくジャケもなかなかのものなのだRが、そう、その緑の中の音を作り出しその中での空間を彼が作り出し、そして彼の音が率いていく。そう、ピアニカでここまでのことができてしまうというすごさも実際に感じさせられてしまうところだ。ダブ、レゲエの音としての楽しみをものの見事に表現しきっているこの作品
いまだに有効な力を持つ素晴らしさがある。だが聞き手として考えるとこれが理解できるまでには適度な数を聞かないとい理解できないかもしれない。音に歌はないというダブの時質もあるのだが、ポップなような部分もあるが、基本はそこには何かしらのメッセージ性があるわけだが、これをどうやって聞き分け理解するのか?うーむ、何気ない音が本当に様々なことを表現しているという凄まじい作品だ。いまだ大傑作ということでいいのだろうね。 |
曲目 |
1 |
Ancient Harmonises |
2 |
Creation Blues |
3 |
Twinkling Stars |
4 |
Blowing With The Wind |
5 |
Zion UFO |
6 |
Eastern Code |
7 |
21Yeras After |
8 |
First World Call |
9 |
The Song |
10 |
Drums To The King |
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