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BLACK AND BLUES
JAMES BLOOD ULMER
ジェイムズ・ブラッド・ウルマーのCD

ブラック・アンド・ブルース

軽くどこかにさまよい出て、
そしてこの作品で戻ってきたという位置付の作品。
そう彼は完全に把握されていた人ではなかったわけだ。
ブラック・ロックで衝撃の発見をされ、
そしてその後日本にも来るが
その時にはアミン・アリはおらず、
そうブラック・ロックの世界がどこかに行ってしまった後
であった。そしてそのアミン・アリが戻ってきて
制作されたのがこの作品。
なんと日本制作というものであった。
そう、彼が一番受け入れられていたのが日本であった
ということの証明でもあるのだろう。
私も初来日を見に行った派。
だがの状態でもあった。
そして数年がたち、日本では常に彼に期待するという
派閥が何気に存在し、いつなったら次が出るのだろうか
的雰囲気があったことは事実だ。
だが、そういうタイプの人の大半は
彼の位置といかではなく、
あのブラック・ロックの世界の再現を望んでいた!
という現実がある。
そう、結局はロックだったわけだ。
それが真実になって襲い掛かってきた
その後の彼の受け入れら方で
よくわかったような気がする。
この作品はその想像の範囲内の中での作品だけに、
ちょっと新たな展開を、ということにはなっていない
という寂しさがある。
そうブラックロックではなくブラック&ブルースなわけだ。
ブルースをウルマー調で演じるというのが
この作品のコンセプトなのかもしれない。
まあ、いい感じだが、残念ながら想像の範囲で
収まってしまったという現実がある。
なかなかに難しいブラック・ロック!
と、いうことなのだろう。


曲目

1.Burning Like Love
2.Crying
3.Lady of Colours
4.Tower of Power
5.New York Day
6.Maku It Right
7.Sign Language
8.No Other Lover
9.Uptown

JAMES BLOOD ULMER
FREE RANCING
BLACK ROCK
BLACK AND BLUES


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最新更新日 2024年1月4日

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