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ヴェルヴェットアンダーグラウンド、ショートストーリー |
1960年代末期にアンディー・ウォーホールのレザーショーととものアートの分野で出現してきたバンド。ニコを伴えての部分があったので特にの印象が強まったという状況であった。音楽的には極端にハードに攻め込んでくるとか、強烈な演奏力でという部分からは離れ、明らかにルーリードとその当時に行動をともにしていたジョン・ケイルのクリエイティブな部分が思い切り高い評価を得たという部分が大きい。ファーストではアンディ・ウォーホールのバナナジャケットが印象に残り、そこに当時のサイケの影響がありありと出ていた音の部分が出てくる。ただしこのサイケの影響というのはあくまでも高揚する方ではなく、なんというのかダウナー系かなと。その作品に続くホワイトライトホワイトヒートはあからさまにそのライトショーの影響からなのか異次元の世界の表現をしようとしていたようにも思えるが・・・・・そこまでの演奏力はないから、あくまでも言葉が音楽になった場合の強さをありありと出しながらもシスターレイのような感覚に訴える部分のギターの音にさ迷い歩くことになる。このシスターレイはルーリード単体でも演奏され、特に80年代のリードのライブ・イン・イタリーにおける演奏が印象にのこるものだ。おそらくこれが当時からの狙いだったのだろう。これがVになりローデッドに行くと結構普通の曲になっていくのがわかるが、ただし名曲が多いことも確かだ。そしてあっという間の自然消滅。ルー・リードが抜ければ単なるガランドウということで自然消滅していく。そして時間が流れ再編成がおこなわれライブ盤もでたが、まあ一瞬の記念品であった。
ルーリードの歴史の流れの中で聞き、理解するほうが分かりやすく、かつロックの隠れた部分をしるにはこれが一番(まあ隠れてはいないわけだが・・・・・) |
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ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの作品 |
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