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ストーンクレイジー |
強烈なギターソロで始まる凄まじき作品。いきなりの疾走にはかなりの驚きだが、時代が・・・・・・・しかし、このノリであれ相変わらずの切れ味に関してはいまだにその凄みが伝わってくるところにこの人のすごさがあるのだろう。後は、そのギターの音がその時々の時代とどうなのか?の問題になっていくのだろう。ブルースが有効な時代には凄まじきレベルでのかなりのものとしての扱いを受けたのかもしれない。だが今はその昔の50年代、60年代ではない、ましてや70年代でもない。それが本当に唯一欠点なのかもしれないが、その欠点は非常に大きな穴としていまだに残っているにも関わらずその存在感を消さないところが彼のすごさなのだろう。とにかくギターで訴えかけてくるものは本当にその音が必要かどうかは別としてもいまだに有効である可能性を残させているところも彼の特徴なのだろう。はたしてこの状況をいつまで続けることができるのであろうか?
その不思議さが彼が評価され続ける原因のだろう。
毎日でも聞いたくなると、いう時代は過ぎている。迫力の延々と続くギターソロははたして必要なのか?そのソロにまだなんとか価値を与え続けられるような時代はまたやってくるのか?
不思議な存在であり不思議な作品でもある。そう、ブルースギターを聞きたくなったら、これ!そういうことなのだな、きっと。
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曲目 |
1.I Smell A Rat
2.Are You Losing Your Mind?
3,YOu've Been Gone Too Long
4.She's Out There Somewhere
5.Outskirts Of Town
6.When I Left Home
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