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SO |
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強烈な印象のもとにやってきた感があったその当時。そう赤い雨が降ってきたのだった。4までのエスニック感覚から離れ、凄まじいライブ盤を経て帰ってきたときの作品がこれ。
ものすごい注目の中での発表であったために、より一層の大反響状態で彼の存在が増していた時期の大傑作作品だ。
何気に見た目はおっさんだが、その動きは結構よく、スレッジハンマーをライブでやっているときの姿は結構面白いものがあった。しかし本当に聞きやすい作品だ。主張がはっきりしているということの気楽さがここにあるのかもしれない。なぜに作品を作り表現をするのかの回答がここにあるのだろう。
彼のつたえたいものがすべてここにある!と、いった感じの強さがこの作品を完全に支えている。優しき音とビートでのお遊び、当時のイギリスにおける音楽の再発見状態のことも重なり本当に存在のある作品になっている。だが尺八は・・・・・うーむ。だがそういったところに彼の年齢が出ているのかもしれない。曲はポップで彼独特のビートをしっかりと刻んでいる。それが分かり易さにもつながり、その分かり易さがこの作品の世界的ヒットにもつながっている。ひたすら聞きやすく何気に聞き返してしまう不思議な作品だ。
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曲目 |
1.RED RAIN
2.SLEDGEHANMMER
3.DON'T GIVE UP
4.THAT VOICE AGAIN
5.MERCY STREET
6,BIG TIME
7.WE DO WHAT WE'RE TOLD
8.THIS IS PICTURE
9.IN YOUR EYES.
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