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ポイント・オブ・ヴュー |
ほぼ入手困難なブリティッシュレゲエの雄であり、当時のニューウェイブ系のダブ的音楽(たとえば、POP GROUPやSLIT)のプロデュースまでもやっていたデニス・ボーヴァルのバンドがマトゥンビ。そのセカンド・アルバムがこれ、POINT
OF VIEW。日本ではEMI製造VIVID発売でCD化されている。この時にファーストのセブン・シールズも発売されており、当時速攻で入手。現在も大事に保管している。だが現在は国際的にも入手困難でベスト盤を・・・この中にこの作品から選曲されている曲は多いだろう。非常に優れた作品でレゲエの範疇から離れても十二分に聞きごたえのある作品だ。ギターの音柔らかさ、ベースラインの優しさが、この作品の特徴かもしれない。シンセの音も柔らかく曲を損なうようなこともない。このあたりの音がプロデューサの腕なのだろう。とにかく中盤戦はビートはレゲェだがポップな音で包まれているような雰囲気すらある。ラヴァースロックではないところでのラヴァースロックの雰囲気は結構いい感じだ。しかし歌が優しくコーラスがきれい。音楽の基本を非常に重視して作っている感じが音の柔らかさにつながり、その柔らかさがこの作品の特徴であり優れたところになって伝わってくる。おそらく永遠にこの優しさは不滅だろう。いちまでたっても飽きのこない音だ。好きだなこれ。 |
曲目 |
1 |
COME WITH ME
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2 |
ROOKIE TO THE BANK
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3 |
DAUGHTER OF BABYLON
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4 |
NOTHING TO DO WITH YOU
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5 |
BLACK CIVILISATION
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6 |
GOOD BOOK
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7 |
POINT OF VIEW(SQUEEZE A LOTTLE LOVIN')
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8 |
JUDY McQUEEN
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9 |
ORDINARY MAN
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10 |
BOY OH BOY
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11 |
THINGS I DO FOR YOU
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12 |
LIVING IN A DREAM
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13 |
NOTHING AT ALL
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