きれいなアコースティックライブ。ギターの音が本当にきれいに伝わってくる。楽器や音響だけではない弾き方の強さや優しさが見事に音に乗って伝わってくる。本当にこころに見事に伝わってくるライブだ。タイトルにまったくのウソがないというすごさだ。曲はいつもの感じもあったりもするが、その伝わりかたが相変わらず違っているという部分にこの人の心意気と丁寧さがあるといっても過言でもないだろう。基本的な考え方や伝えたいものが80年代からなんら変わっていないという部分がまたすごい。何かしらの違いや動揺があってもいいぐらいの年月も全く関係なくキチンと丁寧でかつ力強いアコーステックギターの音の美しさがまずは心に響く。そして説得力あふれる彼の歌。いつもながらということにならずに新鮮に聞こえてくるこの内容は本当にすごいとしかいいようがないものだ。パーフェクトライブは本当にそう言い切ってしまえるだけの内容があるからつけられてものという考えで構わない状態です。ギターの使い方、そのしてそのノリかた、盛り上げかた、そして様々な音との絡み。過去の様々音の作り方をアコースティックでもやってしまったというのが本当のところなのだろう。歌がおかげで若々しく、昔よりもはるかに若く聞こえてくる。参ったとしか言いようが凄まじいアコースティックライブだ。何回聞いてもその新鮮味がなくならないという本当に稀有な作品だ。生きていてほしかった・・・・