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マジック・サム、ショートストーリー |
1960年代から70年初頭の頃、初めて評価された本物のギタリスト。名前はギターの弾き方、サムピッキングを手品のように駆使し観るものからは何故あのような音がでてくるのかがわからないような超絶技巧からきている。本当に手品のような親指なのです。 その抜群のリズム感と表現力が極めて豊かなギターはあの伝説の男ジミ・ヘンドリックスを上回るかのような凄さだ。天才という言葉は彼の為にあるとも言えるかのようだ。彼が演奏した曲は全て新な命を吹き込まれたかのようにも聞こえてくる。実際に演奏をしている画像は少なくようやく最近AMERICAN
FOLK&BLUES FESTIVVAL VOL.2によって日の目をみた。その演奏はすさまじく、いったいどの様にしたらあの音がでるのかがわからないような感じです。彼が一般的に(とはいっても限定されるが)名前を知られるようになったのは2枚組のアルバムとして発表された「MAGIC SAM LIVE!」がはじめてでしょう。発売当時は未発表曲のシングルがオマケでついていました。その後ジャケットが現行のものに変わりそしてそのままCD化されました。その歴史を知る上でも過去のコブラやデルマークに残された録音を聞くことは重要です。 映画「ブルース・ブラザース」で亡きジェイク・ブルースが「SWEET
HOME CHICAGO」を演奏する前に一言語ります「亡きマジック・サムに捧げます」 偉大なブルースマン、マジックサム。特にライブは音質は最悪ですが、お勧めです。輸入盤ならば探せば2000円以下でも購入できます。 まあ聞いてください。
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マジック・サムの作品 |
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