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インペリアル・ベッドルーム |
なかなかに迫りくるものがあるような始まりからで開幕していくコステロの大出世前の作品。だが昔から評価は高く、実際に聞きごたえのある作品になっている。ただしこのあたりはコステロに何を求めていたのかで感じ方が明確に変わる部分なのだろう。物語を語っている作品というとらえ方でおそらくはいいのだろう。テーマは何か?それはタイトルのとおりということなのだろう。進むべき道を進んでいく的展開がのどかな朝や、静かな夜にぴったりくるような作風でバトルなどは全くない、むしろ音楽的にとかの言葉を用いて思わず語られてしまいそうな作品だ。実際に歌詞がかなりの量であり、本当に延々とコステロの想いや語りを彼の音楽とともに聞くという感じで、この手の世界が好きな人には最高の作品だろう。そう、音楽になにかしらの物語を必ずといった向きの人には本当に手放させない作品に違いない。だが、そうではない場合は、軽くまあ、早送りをしながら、というと大げさだが、歌が中心ではない場合(っておいおいだが)お好きな部分をどうぞになる感じだな。だがコステロの歌が好きだという向きにはやっぱり最高の部類に入るものだな。生でコステロを見たことがあるケースであればこの作品は手放せないものだろう。そう、表情が想像できる場合は本気で何を歌いたいのかが見えてくる部分があるからだ。真剣に彼の語りのための歌というものが好きであれば最高で一生の宝的な扱いの作品になるのだろう。アトラクションとのという部分でとらえてバンド好きのケースは結構大変なのかもしれない。まあ、このあたりの時代の12INCH他のアナログディスクのシングル出しまくり時代のころが好きであるかどうかがその境目なのかもしれない。歌はとにかくは最高のものだ。
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曲目 |
1Beyonf Belief
2.Tears Before Bedtime
3.Shabby Doll
4.The Long Honeymoon
5.Man Out Of Time
6.Almost Blue
7.......And In Every Home
8.The Loved Ones
9.Human Hands
10.Kid About It
11.Little Savage
12.Boy With A Problem
13.Pidgin English
14.You Little Fool
15.Town Cryer
16.From Head To Toe
17.The World Of Broken Hears
18.Night Time
19.Really Mystified
20.I Turn Around
21.Second Of Pleasure
22.The Stamping Groound
23.Shabby Doll
24.Imperial Bedroom
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