非常にまとまりのよいライブ盤。本気でここまで完璧にまとまるバンドがあるのだ・・・・・という感じさえも受けてしまうまとまりのよさだ。とにかくはギターを中心の据えてその中で歌を作りあげ、バンドとしての音を作り上げていき、いったいで表現をするという部分が完全に成り立っているからできることなのだろう。
リズムにとにかく乱れがないというところにこのバンドまとまりの良さが出ているのだろう。
ライブ盤となっているが、会場での音を取ったような感じではなくその会場でバンドだけの音をとったようだ。聞こえてくるのはスタジオライブをかなり広く音響がうまく響き渡る場所といった感じの中での録音なのだろう。
とにかくは歌がひたすらまとまっている。ここまで聞きやすいヴォーカルの声というのも珍しいのではないだろうか?
ギターの音もその他のバンドの音も完全に一体化している。
各人で弾いているものを録音している音であることは間違いないわけだがとにかく完全に全部の音がいったいになって聞き手に迫ってくる。コーラスは美しいという表現が似合いそうだ。
史上最高のアメリカンロックバンドの大会場でのスタジオライブという聞き方が一番正解なのかもしれない。ひたすら音が綺麗に迫ってくる。生で見たかったな・・・・・・・・・・