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EMBRYA
エンブリア
マックスウェルのCD
HEADLINE

エンブリア

 ひたすらひとつの方向に向かって叫び続けるような
 印象が残る作品。語りかけが主題にも聞こえてくるが
 だとすればひたすらサウンドが強すぎる。
 映画のサウンドトラックのような作りが、イマイチの
 雰囲気を作り出してしまっている残念な作品。
 サウンドは丁寧にキチンとつくられているが
 特段なにかしらの試みをやっているのではなく、
 何か表現したい、いや、表現すべきものに向かって
 いく雰囲気が充満している感が強い。
 特に強く印象にのこるようなものではないから、
 何気に部屋の中で流しておく分にはわるくない。
 聞き込みたくなるようなものではないので、
 ヴォーカリストのアルバムとしては??の状態
 のものだ。音の肌触りは本当によく、さらっとした
 丁寧な感じはあるから本当に「優れたBGM」
 という表現が似合ってしまう作品に仕上げてしまった
 というところだな。物語性にこだわり過ぎなのか、
 思わずそのように作ってしまうのか?
 なんであれプロデューサーは真剣に考え直さないと。
 声は相変わらず美しく、歌は非常に聞きやすい。
 だがそれって?要するに生かし切れていないのだ。
 考えすぎなのか、逆に安易だったのか?
 うーむ謎の作品だ。とにかく部屋に流しっぱなしにして
 おく音楽としては本当に悪くないものだ。

 

   曲目
 00.GESTATION:MYTHOS
 01.EVERYTHINBG:TO WANT YOU TO WANT
 02.I'M YOU:YUO ARE ME AND WE ARE YOU
 03.LUXURY:COCOCURE
 04.DROWNDEEP:HULA
 05.MATRIMONY:MAYBE YOU
 06.ARROZ CON POLLO
 07.KNOW THESE THINGS:SHOULD'T YOU
 08.SUBMERGE:TIL WE BECOME THE SUN
 09.GRAVITY:PUSHING TO PULL
 10,EACHHOUREACHSECONDEACHMINUITEE
 ACHDAY: OF MY LIFE
 11.EMBRAYA


 マックスウェルの作品

       
年度 作品名 レーベル
1996 MAXWELL'S URBAN HANG SUITE
1996 MTV UNPLUGGED
1998 EMBRYA
2001 NOW
2009 BLACK SUMMER'S NIGHT



最新更新日 2024年9月29日

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