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EMBRYA |
ひたすらひとつの方向に向かって叫び続けるような印象が残る作品。語りかけが主題にも聞こえてくるが、だとすればひたすらサウンドが強すぎる。映画のサウンドトラックのような作りがイマイチの府に木を作り出してしまっている残念な作品。
サウンドは丁寧にキチンとつくられているが特段なにかしらの試みをやっているのではなく、何か表現したい、いや、表現すべきものに向かっていく雰囲気が充満している感が強い。
特に強く印象にのこるようなものではないから、何気に部屋の中で流しておく分にはわるくない。聞き込みたくなるようなものではないのでヴォーカリストのアルバムとしては??の状態のものだ。音の肌触りは本当によく、さらっとした丁寧な感じはあるから本当に「優れたBGM」という表現が似合ってしまう作品に仕上げてしまったというところだな。物語性にこだわり過ぎなのか、思わずそのように作ってしまうのか?なんであれプロデューサーは真剣に考え直さないとね。声は相変わらず美しく、歌は非常に聞きやすい。だがそれって??要するに生かし切れていないのだ。かんがえすぎ なのか、逆に安易だったのか?うーむ謎の作品だ。とにかく部屋に流しっぱなしにしておく音楽としては本当に悪くないものだ。 |
曲目 |
00.GESTATION:MYTHOS
01.EVERYTHINBG:TO WANT YOU TO WANT
02I'M YOU:YUO ARE ME AND WE ARE YOU
03.LUXURY:COCOCURE
04.DROWNDEEP:HULA
05.MATRIMONY:MAYBE YOU
06.ARROZ CON POLLO
07.KNOW THESE THINGS:SHOULD'T YOU
08.SUBMERGE:TIL WE BECOME THE SUN
09.GRAVITY:PUSHING TO PULL
10EACHHOUREACHSECONDEACHMINUITEEACHDAY:
OF MY LIFE
11.EMBRAYA
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