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A YOUNG PERSON GUIDE TO KING CRIMSON |
いきなりのエピタフから始まるキングクリムゾンのベスト盤。その昔はこれだけがベスト盤として存在していた歴史があったかと。わたしもこういう時代に近所の輸入盤屋さんの中古コーナーにあったものが非常に安かったので購入したはず。2枚組で1,000円切っていて速攻購入して、その世界を堪能した。なにしろいきなりの出だしでびっくりした後の次がレディース・オブ・ザ・ロードでもう、びっくりの世界だった。そう、とにかくは世界をぶっ潰しかねない方向もあれば、本当にそれこそSFの謎の場面まで一気に目の前に現れてくるすごさにはいまだに驚きを。。。。大げさだな。だがそのぐらいにまとまっていろいろ入ってくると驚き以外の何物でもないだろう。そう、まだまだ20世紀の終盤は今みたいになんでもあるという時代ではなかったのだ。そしてDISC2に行くと本当に和やかなながらもいきなり何が飛んでくるのかわからないといったような選曲になっており、不思議さとクラシカルなゆったりした気分が同居しながらも前衛が・・・そして叫びが・・・・今のSFの世界と当てはめるとぴったりなのかもしれない・。そう、彼らがやろうとしていたのはあくまでもプログレッシブ・ロックという大きな旗のもとでのものであるから、とにかくは止まることを知らない大前進という中でも音楽という場所にあるのだろう。クリムゾンキングの宮殿は永遠なのだ・・・・
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曲目 |
DISC1
1EPITAPH
2CAEFNCE&CASCADE
3LADIES OF THE ROAD
4.I TALK TO THE WIND
5.RED
6.STARLESS
DISC2
1.THE NIGHT WITCH
2.BOOK OF SATURDAY
3.PEACE-A THEME
4.CAT FOOD
5.GROON
6.CODA FROM LARKS' TONGUES IN ASPIC, PART1
7MOONCHILD
8.TRIO
9.IN THE COURT OF THE CRIMSON KING
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