本文へスキップ

アンクルマツのCDガイド ロック、ブルース、ソウル、ファンク、レゲェ。ベーシストCD紹介サイト 

アンクルマツのCDガイド INDEX

THE ORIGINAL PEACOCKRECORDINGS
CLARENCE GATEMOUTH BROWNのCD
HEADLINE

ジ・オリジナル・
ビーコック・レコーディングス

いきなりの大音量の大編成から始まるのだが、
その後は彼の音が延々と響き渡ってくる。
そう、ギター以外の音がいきなり出てくると
思わず面喰ってしまっただけなのだ。
その後の落ち着きはかなりいい感じのもの
で聞きやすく作られている。
古い録音なのでホーン関係の音は
白黒の写真の時代のものといったところだ。
細かく音を切って丁寧に引き続ける
ゲイトマウスの音がなんともいい感じで
思わず引き付けられてしまうのが、
ギター少年だったからなのかもしれないが、
本当に分かりやすく、積極的に歌いかけてくれる
かのような音が本当にいい感じに聞こえてきて
気持ちをリラックスさせてくれる。
裏ジャケットの写真がこの演奏を
そのまま表現しているかのような感じで、
結構いい感じのものになっている。
古い大編成ブルースといった形で行ってしまえば、
はい、完結と、いった感じになるのだが、
なんだろう、ゲイトマウスもバンドも
ひたすら演奏し続けることに本当に生きがいを
見出しているかのような雰囲気で、
長く聞いていても全く飽きのこない
かなりいい感じの音がここにある。
とはいえなんだかんだの古い録音。
50年代以前のモノクロの映画の音といったところが
なんとも人によって感じ方が変わるところ
になるのだろうと思うj。
キーボードの感じとバックの音の感じが、
所謂戦前の音といった感じで、その古さが
なんとも言えないところだ。
このあたりが人によって感じ方の変わるところだろう。
しかし、クラレンスのギターは絶好調そのもの。
そう、ブルースギターを覚えたい向きには
一つの丁寧な素晴らしい例を示してくれている。
本当に聞きやすく、そしてテクニック的な部分も
聞き取りやすいので非常に使いやすい教本としての
役目も果たしてくれている。
本当にいい感じの演奏だ。
好きか嫌いかは本当に人の感じ方といった感じ
の時代の音だけが難点だが、
それはもう本当に感じ方次第なのだろう。


曲目
1.MIDNIGHT HOUR
2.SAD HOUR
3.AIN'T THAT DANDY
4.THAT'S YOUR DADDY YADDY YO
5.DIRTY WORK AT THE CROSSROAD
6.HURRY BACK GOOD NEWS
7.OKIE DOKIE STOMP
8.GOOD LOOKING WOMAN
9.GATE'S SALTY BLUES
10.DEPRESSION BLUES
11.FOR NOE SO LONG


Kクレレンス・ゲイトマウス・ブラウンEの作品
THE ORIGINAL PEACOCK RECORDINGS
PRESSURE COOKER
IOSTANDING MYGROUND
NO LOOKING BACK

最新新更新日 2023年4月24日

昔のインデックス