いきなりの大登場状態だった。 そう年代が違うとの部分と,ザ・バンド自体が この映画まで、ボブ・デュランのファン以外には? という状態があった時代のいきなりの大登場だった。 アメリカン・ロックの大きなお祭り的な雰囲気で、 ロビー・ロバートソンがインタビューを受けながら 進行していく。そう、間違いなく彼らのことを知って 理解している場合には最高の作品になっている。 その世代は2017年の現在で言えば 今の老人世代になっていく。 まだまだ世界がキチンと確立されていない、 アメリカでは独特の問題、そしてザ・バンド自体も 基本はカナダ人という中でのことだから、 結構知識的にあるのかないのかで感じ方が変わっていく であろう作品でもある。 基本は彼らとの共演経験があるアーティストとの 共演という形をとっている。知っているアーティストと? のケースでは感じ方に差も出るが 丁寧に本当に丁寧に一曲一曲演奏されていく。 そして御大ボブ・ディランの登場。これは本当に圧巻。 何故にこのボブ・デュランとザ・バンドが高い評価を 受けているのかの回答の一部が ここにあると言って良いのだろう。 しかし2017年現在からすると、 本当に懐かしさ満点状態になってしまう。 音の作りかたが変わってしまった現代とこの時代。 そう歴史の証言的な部分にもなってる作品だ。 いやあ、だがステージ・フライトと アイ・シャル・ビー・リリーストは いまだにその当時の新鮮さを保ち続け、 そしてニール・ヤングの歌は いまだに生き続けていることを証明してくれている。 たまに聞くと結構心洗われる。。。大げさだな。 だがそんな感じで郷愁に浸るのも 結構悪くなかったりもする。 |
1968 | MUSIC FROM BIG PINK | ||
1969 |
THE BAND | ||
1970 | STAGE FRIGHT | ||
1971 | CAHOOTS | ||
1972 | ROCK OF AGES | ||
1973 | MOONDOG MATINEE | ||
1975 | NORTHEN LIGHTS-SOUTHERM CROSS | ||
1977 | ISLAND | ||
1979 | THE LAST WALTZ |