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THE COMPACT XTC THE SINGLES 1978-85 |
基本的には奇妙な音作りというのが普通の感想になるのだろう。独特の世界観で音を切り開くてきな動きで一気に注目をあび、跳ねるようなビートで飛んでくるといった感じがする。
なんであれ当時のパンク、ニューウェイブの音の中での独特の音ということで何気に適度に流れを踏み外したような音が本当に楽しい感じだ。そうなんだろう思い切り暗く考えるのではなくストレートにその感情を表現していくというのが彼らの音なのだろう。パンク・ニューウェイブから飛び出した音という位置から軽く線を引き、音作りに専念していく彼らの位置づけが何気に見えてきて楽しい音の中でその独特の世界観を楽しむというのがこの作品の取り方なのだろう。
難しく考える前にとにかくは自分たちの世界見事に表現していくというのが、このXTCというグループの音作りなのだろう。なんとなく変拍子で、軽く音を通常のところから一線を引いてその音作りを楽しんでいくというのがこのバンドの世界なのだ!と、いうことを見事に伝えてくれている。とにかくこの時代の独特の世界の中の独特な音作りという面白い位置で見事にその存在を示したバンドのデビューから80年代半ばまでの見事な独特の音世界がここに見事に表現されている。しかし不思議なビート感覚だな。そう、通常のところとは全く違う世界にいるのだと言わんばかりの音作りがなんとも楽しいところだ。とにかく柔らかく。様々な変な音の造り方が独特で結構な楽しみをもった作品にこのシングル集は見事に生きている。息遣いはしてこないが、その楽しさとなんとも言えない音作りが理解できれば最高の世界がここにあるのだろう。
軽くスカイラーキングの前夜祭いった感じのする不思議な感覚が残っていくれることを助けてくれる作品だ。まあなんだろう、楽しいね |
曲目 |
1.SCIENCE FRICTION
2.STATUE OF LIBERTY
3.THIS IS POP?
4.ARE YOU RECEIVING ME ?
5.LIFE BEGINS ATO THE HOP
6.MAKING PLANS FORNIGEL
7.WAIT TILL YOUR BOAT GOES DOWN
8.GENERALS AND MAJORS
9.TOWER OF LONDON
10.SGT,ROCK(IS GOING TO HELP ME)
11.SENSES WORKING OVERTIME
12.BALL AND CHAIN
13..GREAT FIRE
14.WODERLAND
15.LOVE ON AFARMBOY'S WAGES
16.ARE YOU PRETTTY GIRLS
17.THIS WORLD OVER
18.WAKE UP
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