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THE BIG SOUL |
わかりやすく聞きやすい作品そのもの。そう、ブルースからも軽く離れているかのような作品だけにジョン・リーの持つ印象とは違う向きの作品に聞こえてくるのかもしれない。
しかしまあ本当に聞きやすい作品だ。この作品がのちのブルースロックの基礎になっている・・・それは私の思い込みや勘違いなのだろうが・・・だがコーラスのはめ具合なのどは本当に時代が違うソウル作品かい?みたいな部分すらあるのだ。そう、ブルース作品というよりもジョン・リーの当時の発展系の作品という表現が一番正しいのかもしれない。しかしまあコーラスのはまり具合のよさはかなりの絶品になっている部分があるように聞こえてくる。そう、ブルースそのものの発展という聞き方をしても結構いけるのかもしれない。これを聞いてイギリスでということはないだろうが、だが何も知らずにこれが最初のブルースという場合は確実に勘違いする作品になっているといってもいいだろう。本当にブルースの持ち音の重さや表現のきつさがないのだ!本当にソウルフルな作品っていうには大げさなのだろうが、ブルース以上にソウルを感じさせられて今う瞬間があるのがこの作品の特徴なのかもしれない。この時代の先にはスタックすからも作品を出している彼がなぜ現れたのか?それを証明する作品と行ってもいいのかもしれない。いやあ、なんだろう午前中の気分にでもきくことができる作品というような、おバカな表現もできそうなぐらい、本当にポップな作品だ。そう、どんな分野でも関係なくジョンリーは参加しその中で自分の表現ができるT!と、いうことでもいいのだろう。本当に聞きやすく、リラックスをもたらしてくれる音がここにある。だが基本の音はいつまでたってもジョンリーの音といえる部分があるところがこの人らしいところなのだろう。ジョン・リーのビートや音楽感を完全に表現するとこうなるのだ・・・・ちょっとなんだかなあになってしまうが、そのぐらい聞きやすく楽しい作品だ。初めての人には勘違いをもたらしかねないが、まあ、とにかくよい作品です。
ここまで聞きやすいブルース作品ってまあ、なかなかないね。BIG SOUL!本当にタイトル通りの作品だ。 |
曲目 |
1.FRISCO
2,TAKE A LOOK AT YOURSELF
3.SEND ME YOUR PILLOW
4.SHE SHOT ME DOWN
5.I LOVE HER
6.OLD TIME SHIMMY
7.YOU KNOW I LOVE YOU
8.BIG SOUL
9.GOOD ROCKING MAMA
10.ONIONS
11.NO OME TOLD ME
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