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サニー・ボーイ・ウィリアムソン vol3 |
1939年6月21日から1941年4月4日までの録音。このシリーズでだいたいのものは把握できてしまうようだ。大昔の録音であることとLPからの焼き直しのためなのか、針音が聞こえてくる。とにかくは戦前の録音という本当に「歴史的なものであるので。本当に古さを感じさせる部分がある・・・・ただし録音の音や雰囲気の話。音楽自体はその後も続くシカゴブルースの世界であるために完璧に古ぼけているとかいうようなものではないことは確か。この当時の録音を残して聞き手になにがあったのかを知らしめるということが目的の録音だけにキチンとした演奏のしっかりした録音という感じでの録音になっている。ただし大昔のアナログだけに音にイマイチのはりと明るさがないことは確かだ。
だが実際の本当の録音という歴史的意義や、当時を知る由もない人間にとってはなくてはならないものになっている。
現実にこの録音は優れている。ギター等のバックの音もしっかりしており極端に古さを感じさせるようなものではない。
確かに苦しい部分もあるが、この録音の本質的なすごさを理解した瞬間そんなことはどうでもよくなってくるから不思議だ。
いわゆる名演とかいうものではない。当たり前の音を当たり前に出して楽しんでもらうといアーティストの存在価値を十二分に示している作品だろう、。 |
曲目 |
1.T.B.Blues
2.Something Going On Wrong
3.Good Gal Blues
4.Joe Louis And John Henry Blues
5.Thinking My Blues Away
6.I'm Not Pleasing You
7.New Jail House Blues
8.Life Time Blues
9.Miss Ida Lee
10.Tell Me Baby
11.Honey Bee Blues
12.I Been Dealing With The Devil
13.War Time Blues
14.Train Fare Blues
15.Decoration Day Blues No2
16.New Early In The Morning
17.Welfare Store Blues
18.My Little Machine
19.Jivin' The Blues
20.Western Union Man
21.Big Apple Blues
22.Springtime Blues
23.My Baby Made A Change
24.Shotgun Blues
25.Coat And Iceman Blues
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