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ライトニン・スリム、ショートストーリー |
この時代のアコースティックな音の中でがっちり歌っているブルース。
そう本当にしっかりと伝えたいものを伝えるという方向性が強い作風が特徴だ。
単純にカントリーブルース的な雰囲気を漂わせそうで、まるっきりそういう方向とは違う流れが印象的だ。
伝えたいものがある言葉がしっかりと伝わってきそうな歌が本当に勝手に聞き手に入ってくるかのようだ。
1950年代中盤のまだまだここからの発展系の音が発生前の音がここにある。
人間のパワーがそのまま音になっているのだ。結構ダルな雰囲気があったりもするが
そこに必ず真剣な表情が見えてくるというか、力強く何かを伝えるのだ的雰囲気がそれをすべて彼の方向にむかせて、歌を必ず聞く方向に持っていく作風がなんとも言えず印象深い音になっている。
バックよりも何も、楽器がということではなくここにあるのは歌。
そう、歌にバックをつけているかのような雰囲気がずんずん進んでいく感じだ。
エクセロレーベル再発の時の2in1が結構いいところ付きまくり。
そう、この時代だけではない何かがここにはあるといった強さと印象が残るのがなんとも不思議だ。
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LIGHTNIN' SLIMの作品 |
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