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HOUSE OF THE BLUES |
1940年代の作品中心のもの。ジャケの感じのような雰囲気の中で、やはりギター1本でのブギーを演奏している。ほとんどが弾き語りといったところになっていくのだが、1曲目WALKING
THE BOOGIEは本当に軽くエフェクトというか、まあ空間感を出すための簡単なエフェクトがあるようだ。
基本は相変わらずギター1本の弾き語り。だが歌には相変わらずの彼ならではの、なんとなく強い説得力あふれる込められている感じだ。
ギターは1本と言えどもその1本が熱い。ひたすら強いピッキングで音を出すという中でのグリルがいい感じを出していたりもする。独特の雰囲気がこの作品中であふれんばかりに詰まっている感じでひたすら彼の歌を熱く感じさせてくれるものになっている。ピッキングの強さとトリルの熱さ、一本の弦を強くはじいたときの熱い響きが本当にひたすら熱い重い歌に連なって気分よく歌を聞かせてくれる。
ギターのブギーの非常にリズムカルなノリのよさは本当にすごい。ギターがなっているだけで存在感を出してくれるというすごさが本当にある。ギターはなんとなく金属製というか、そういう感じの音に思えるほど、響き方が凄い。
なんであれここでのギターのカッティングはすごい。
ここまでに見事にリズムとビートを出して、その上にきわめて強い説得力があるというすごさだ。歌の骨太さがそのギターと絡まって、彼の存在感を強烈に聞き手にせまってくるのだ。とにかく強く暑い演奏がここにはある。なんだろう、ギターのカッティングの凄さがひたすら全体の説得力を高めて聞き手をこの音から離れない状況を作ってくれている。録音の悪い部分もあるが、それをものともしない演奏の凄さがこの作品の聴きどころだ。なんだろう、本当に熱い! |
曲目 |
1.WALKIN' THE BOOGIE
2.LOVE BLUES
3.UNION STATION BLUES
4.ITS MY OWN FAULT
5.LEAVE MY WIFE ALONE
6.RAMBLIN' BY MYSELF
7.SUGAR MAMA
8.DOWN AT THE LANDING
9.LOUISE
10.GROUND HOG BLUES
11.HIGH PRICED WOMAN;
12.WOMEN AND MONEY
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