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バニー・ウェイラーのCD
BUNNY WAILER
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バニー・ウェイラー ショートストーリー

オリジナル・ウェイラーズの一員として名声を得た人。
グラミー賞までとってしまったが、そんな事は本人にはどうでもよさそうだ。
基本的に厳格なラスタなので海外へ行く事を嫌い
そのためにウェイラーズまで脱退している。
1947年4月10日生まれ 72年には自分自身のレーベル(ソロモニック)を起こし、そこを中心に活躍していく。
初期の音源はかなりラスタファリズムに傾倒していた時期だけに自然の中で素朴に演奏していくような作品が多い。
どちらかと言えばポップセンスがウェイラーズの3人の中では一番ありますので必要以上に聞き易くつくられているような感じの作品が多いのがこの人の特徴でしょう。
またダンス・ホール向けの作品が特に目立ちます。
全編ソウル&ファンクのアルバム(HOOK LINE &SINKER)という作品までもあるような状態です。
また彼のダブアルバムの「dub disco」はかなり聞き易くのりの良い作品だったりもします。
彼が一般的に知られるようになったのは、大ヒットしたシングルの「JUMP JUMP」を含む「MARKETPLACE」からでしょう。
異様にヒットしたこの曲はバニー・ウェイラーが志す方向性を見事に表したものであると言え
後のグラミー賞へとつながるような欧米でも受け入れやすい作品になっています。。
ただしコアなレゲエといったものから考えていくと少々違和感を覚えるような作品も多く、
この点が彼がボブ・マーリーとの評価との決定的な違いになっているのかもしれません。
レゲエがどこから来たかということを如実に表現しているのがこの人なのかもしれません。
ソウルやファンクといった方向から聞く場合にはこの人の作品が聞き易い可能性はありますが、ちょっとポップすぎるのかなという感じもあります。
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             バニー・ウェイラーの作品

年度 作品名
1976 ブラックハート・マン
1977 プロテスト
1978 ストラグル
1978 Dubd'sco vol1
1979 イフ・ファーザーズ・ハウス
1980 シングス・ザ・ウェイラーズ
1981 Dubd'sco vol2
1981 ロックン・グルーヴ
1981 トリビュート
1982 フック・ライン&シンカー
1983 ルーツ・ラディックス・ロッカーズ・レゲエ
1983 ライブ
1985 マーケット・プレイス
1987 ルーツマン・スカンキング
1987 ルール・ダンス・ホール
1989 リベレーション
1993 ジャスト・ビー・ナイス
1990 ガンプション
1990 タイム・ウィル・テル 
1995 レトロスペクティヴ
1996 ホール・オブ・フェイム





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最新更新日 2021年8月15日

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