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BERLIN ベルリン
LOU REED
のC D
HEADLIN

ベルリン

当時のドイツの印象・・・
デカダンスの香りにつられてというわけ
でもないだろうが・・実際はそういうところが
多かったかとはおもうのだが
いきなりベルリンが舞台。
東西ドイツ統合前のドイツのベルリンでの
ヨーロッパの退廃が問題化していた
当時の話に近いところなのかもしれない。
そしてこのベルリン、
実際にそのような退廃的な雰囲気の中で
作品は進んでいく。
全体の雰囲気は暗さというよりも悲しみといったところだ。
ハッピーバースディを唄いながらも
物悲しいピアノの音。
この雰囲気がこのベルリンという作品の
全てなのかもしれない。
この物悲しいピアノの音
(この音がこの作品の全てを決めているのかもしれない。
ボブ・エズリンは片耳が聞こえない・・・・・
から始まるこの物語は主人公が娼婦キャロラインと
過ごす日々の物語だ。
この時代の70年代初頭(第二次大戦後の
東西ベルリン分離当時の)
がいかにベルリンという街が困った状況にあったのかが
表現されている。
三角関係ができその後の別れがありそして死。
何故かsad song が明るい温和な雰囲気で始まるが
これが別かれの象徴なのだろう。
ここにあるのは「死」。年齢を重ねれば重ねるほど
この作品の本当の姿が見えてくる。
やっぱりなんだかんだで
人の不幸を引き起こすような状況はよくないのだ。
ちょっと関係ないが戦争反対!

  曲目


1 BERLIN
2 LADY DAY
3 MEN OF GOOD FORTUNE
4 CAROLINE SAYS-1
5 HOW DO YOU THINK IT FEELS
6 OH JIM
7 CAROLINE SAYS-2
8 THE KIDS
9 THE BED
10 SAD SONG





ルー・リードの作品

1972 LOU REED
1972 TRANSFORMER
1973 BERLIN
1973 ROCK'N ROLL ANIMAL
1974 SALLY CAN'T DANCE
1975 LOU REED LIVE
1975 METAL MACHINE MUSIC
1975 CONEY ISLAND BABY
1976 ROCK'N ROLL HERAT
1977 STREET HASSLE
1978 TAKE NO PRISONERS
1979 THE BELLS
1980 GROWNING UP IN PUBLIC
1982 THE BLUE MASK
1983 LEGENDARY HERAT
1984 LIVE IN ITALY
1984 NEW SENSATIONS
1986 MISTRIAL
1989 NEW YORK
1990 SONGS FOR DRELLA
1992 MAGIC AND LOSS
1996 SET THE TWILIGHT REELING
1998 PERFECT NIGHT LIVE IN LONDON
2000 ECSTACY
2001 AMERICAN POET
2003 THE RAVEN
2003 LE BATACLAN '72
2004 ANI ,MAL SERENADE




最新更新日 2023年12月31日

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