ベガース・バンケット
思い切り行先変更的な流れのような・・・・
と、いうよりも元に戻ったというのが本当のところだな。
彼らにとっても一種のブルースアルバムなのだろう。
シンパシー・フォー・ザ・デビルのなんとも言えない
存在感の中で始まるこの世界は、本当にどこからやってきたのだろう?的な雰囲気が本気ですごかった。
意味不明の世界が前作の意味不明状態から一気にすさまじい方向、もともとかられの考えていた世界にもどったのだろう。
基本がとにかくは音がアコースティックな方向性で作られている。
だがアコースティックといっても基本がロバート・ジョンソンのような南部の黒人ブルースからやってきた音
フォークソングとは全く違う、真剣にブルースそのものの世界の音だ。
歌は語りかけてくるようなレベルと収録されており、それがまた曲の存在をすごいものにして、いまだに生き続けている状況を作り上げてくれている。
ジャケットが問題になり、しばらくは白の紙の上にタイトルが書かれているだけの世界だったが、
改訂を重ねるうちに本来のトイレジャケットのものが出てきた。
現状はどうなのだろう?手元はトイレジャケ。アナログは当然のごとくもともとの白紙のタイトル名だけのもの。
真剣に彼らが彼ら自身の音楽に戻り、その部分を真剣に作り上げた作品。
傑作の評価が当然のものだ。ミック・ジャガーの歌がその曲にとんでもない、すさまじい説得力を与え、彼自身の存在も大きくしていることがよくわかる作品でもある。
なんだろう、ギターを使った音の作り方として最高のものでもある。
大傑作としか本当に言いようがない作品だ。
いいね。
曲目
1.SYMPATHY FOR THE DEVIL
2.NO EXPECTATIONS3AROL
3.DEAR DOCTER
4.PARASGUT WOMAN
5.JIG-SAW PUZZLE
6.STREET FIGHTING MAN
7.PRODIGAL SAN
8.STRAY CAT BLUES
9.FACTORY GIRL
10.SALT OF THE EARTH
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最新更新日 2022年5月7日
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